1ランク上の縮毛矯正あれこれ
2017/10/27
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下赤塚の美容室【Sepiage sept】 セピアージュ セプト>縮毛矯正>1ランク上の縮毛矯正あれこれ
2017/10/27
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少し難しい内容かもしれませんができるだけわかりやすく詳しくお伝えしたく思い
縮毛矯正はサロンメニューの一つで
”薬剤の力”プラス”熱”による力で癖をまっすぐに伸ばす技術です
天然のくせ毛特有の歪んでしまった髪の断面※1を丸くなるように※2
薬品とストレートアイロンで矯正していきます
(※1癖の髪の毛は断面がデコボコ) (※2直毛の断面は真ん丸)
通常どんなくせでもほぼ伸ばすことができます
矯正矯正をかけた部分の髪は半永久的に直毛状態が維持できます※ケアの方法により変動
しかし体が通康的な方の場合、頭髪は通常1か月に1センチ前後のびますので
3か月程すると毛先のまとまりが悪くなってきます
通常お薬を丁寧に塗分けます
根元の髪の毛は健康ですが 一度伸ばした所はデリケートな状態
3か月以内のこまめな縮毛矯正は一度縮毛矯正で伸ばしている
部分にお薬がつきやすく傷みやすくなってしまいます
よって
ベストは3か月に一度
季節の始まり 変わり目等が目安かとおもいます
さらにオススメは梅雨が始まる前 秋の長雨が始まる前等はオススメです
湿度が高いとき、ストレスを感じる前にかけてあげるとお手入れが楽になります!
では、
ストレートパーマも基本同じ薬剤を使用しますが
熱を加えないので癖を伸ばす力がとても弱く
もともとの癖があまり強くない方には効果があるかと思います
または
”癖はないがボリュームのみを抑えたい”
”かかりすぎたパーマを落としたい”
なんて方にオススメなメニューかと思います
綺麗に癖を伸ばすためには次のことを知っていただきたく思います
ワースト2位 ”ブリーチを繰り返ししていること ”
それはなぜか??
まず”ホームカラーの薬剤はとてもパワーが強い”
ということを知っていただきたいです
短時間で手軽に染まるホームカラー
短時間で染まるということは裏を返せばとても薬剤のパワーが強いということ
または染める工程がサロンのカラーと違うとも言われています
美容室のカラー
お客様の髪の状態に合わせて薬剤のパワーを設定し
最小限の力でキューティクルを開きじっくりと染めます
根元と毛先のお薬のパワーや色味をコントロールできます
一方、
ホームカラー
薬剤の力で髪に小さな穴をあけ
効率良くかつ短時間で染めることができます
なのでお薬のパワーは各社MAXパワー
なぜならどのような髪質の方でも染まるように作られているから!
染まらないホームカラー剤は売れませんよね??
”しっかり色が濃くはいったはずなのに数日後、気づいたらまっきんきんになっている”
これは髪に空いた穴から中の栄養とともに色素も抜け出でしまうからです
”自分で染めた際、根元より毛先が色が濃くなってしまう”
これは本来染めるべく根元の薬が毛先に伸びてしまうからです
最近はやりの泡カラー等は根元の薬が不必要な毛先についてしまうことで(塗分けができない)
繰り返せば繰り返すほど 毛先が黒くまたは色濃くなります
”薬剤が強いので頭皮が荒れてしまった。荒れないまでも地肌が赤くなってしまった”
”手の届く所だけにお薬がつくので頭全体で見たときにムラになってしまってしまう””顔周りは染まっている”“利き手側中心に染まっている”
↑
実はこれが縮毛矯正をするうえで一番こわいことです
ホームカラーがついてしまっているところは縮毛矯正の薬剤が浸透しやすく
仕上がり自体、癖が伸びているところ 伸びていないところのムラのある仕上がりになります
手の届くお顔周りの癖に合わせて縮毛矯正をすると
手の届かない後頭部、利き手じゃない方の癖は伸びません
逆に後頭部の癖に合わせて お顔周りにお薬を塗ると
溶けてしまうことも…
よって縮毛矯正とホームカラーは相性が悪いといえます
お薬を塗り分けることはできますが100%塗分けることはとても難しいです
”綺麗な縮毛矯正をお求めの場合はサロンでカラーをすることをお任せいただければと思います”
ケアの仕方はこちらのブログもご覧いただけると嬉しいです
前項で縮毛矯正の工程をお伝えしましたが
縮毛矯正は薬剤を2種類使います
薬剤No.1は髪を柔らかくするお薬 (正しくは髪の結合を切るお薬)
薬剤No.2は髪の状態を固定するお薬 (正しくは髪の切られた結合をつなぎ合わせるお薬)
”どのぐらい柔らかくすると自然に見えるの??”
私はパスタで例えることが多いのですが、アルデンテが自然に見せるコツかと思っています
適度に芯を残す!!
こんな結果が出るはずです 癖に対して
柔らかくしすぎてしまう パワーの強過ぎるお薬使用 ちりちりストレート??
柔らかくするのが甘いと癖が伸びきらない パワーの弱いお薬使用 失敗ストレート
柔らかくしてしまうと違和感のある パワーの強いお薬使用 まっすぐピンピンストレート
ちょうどよく芯を残す 適切なパワーで適切な時間を置いた 自然なストレート
まるでパスタを茹でる様…
芯を残すことで程よい弾力を残し自然なストレートを作ることができます!
”芯”は、すなわち髪の中の栄養のことなので綺麗に仕上げるためには日頃のケアも
大切で重要と思っております
ご参考に
前項で取り上げたブリーチを繰り返している髪は髪の中の栄養も少なくなっていると考えられます
お薬を間違えるとちぎれてしまうこともありますのではじめのお薬の選択
が重要になってきます
”ホームカラー、ブリーチ、 ブリーチ後黒染め等されている方はカウンセリング時に伝えていただければ嬉しく思います。”
縮毛矯正は熱を加える過程があるので傷まないとは言えません
その人にあった薬剤のパワーで そのひとにあった温度で適切にアイロンがひければ
ダメージを最小限にできます!!
なので 熟練の技術は伴ってきます
サロンメニューによるダメージの大きさ
ブリーチ>縮毛矯正>ホームカラー>デジタルパーマ>パーマ>サロンカラー
使うお薬にもより前後しますがこの様に位置づけしてみました
技術者によっても前後いたします
縮毛矯正は表面は艶やかに見えますが髪の中の水分が
失われている状態なのでケアがとても大切になります
縮毛矯正はアイロンで髪をプレスするため
見た目はとても艶々 手触りもサラサラですが
しかーし!!
髪の中の水分 表面の油分が著しく失われている状態なのです
必要なのは 油分 水分!!
まとまりのある艶やかかなストレートを維持するために必要なこと
縮毛矯正後 洗髪時 濡れた 髪の毛は必ず
乾かす!!!!!
乾かしてください!!(泣)
なぜなら、ただ髪の毛が濡れているという考えを根本から変えましょう
濡れている=ふやけている
と考えると濡れている髪の毛がとてもデリケートな状態として考えられないでしょうか??
お風呂に入ると指等ふやけて皮がむけますよね?
ふやけていると枕での摩擦でも痛みにつながってしまいます
実は我々美容師、乾かさないで寝ている方の枕の方向もわかってしまいます
痛みの出方が顕著に出ます!
もし読んで頂いて綺麗に保ちたいと思ってくださったら
実践してみてください、
乾かすことで髪の毛の中の水分が必要以上に失われるのを防いでくれます
自然乾燥をしてしまうとドライヤーで乾かすよりもより乾燥します
なぜなら!
自然放置中はキューティクルが開きっぱなしなのです!!!!
ドライヤーでキューティクルを閉じてあげると内側に水分残ります!
できれば
乾かす前に油分 および洗い流さないトリートメントをつけてから乾かすとより髪の芯に水分が残ります
お肌と同じに考えてみてください!!
お肌は保湿もしますし濡れたままにしませんよね?
お肌への優しさをぜひ!髪にも!!
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